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【第1回】 2013/1/24(木) >> バックナンバー
 

 

 

 

 

 【第1回】 クオリティ・オブ・ライフ

 

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 戸越銀座へ視察や研修にみえる学生に「あなたには商店街が必要ですか?」と聞くと、街づくりや経営、コミュニティデザインなどを学んでいる学生が、商店街の理事長を目の前にして「必要ありません・・」とは言い辛いだろうと思っていると、実はそうでもない!約8割以上はしばらく考えてから、たいがいは同じような事を言う。

 必要かと聞かれれば必要、でもなぜ必要かがあまりはっきりしない、無いと困るかというと困らない、生活していく上で影響が無い、というのが彼らから見た今の商店街の現状だからだ。

 

 バブル期を境に日本経済は低迷し、商店街や中心市街地活性化の重要性が日本各地で説かれたこの20年間、結局、日本中に薄暗いシャッター商店街が増殖し、商店街というビジネスモデルは一見、再生不能のように映る。しかし、実は大きなチャンスが到来していて、今後の地域コミュニティー再生には商店街というビジネスモデルが大きな役割を果たすと私は思っている。

 大型の家電量販店や書店がパソコンやスマートフォンなどによる通信販売の台頭で急速に方針転換を迫られ、様々な業界から通信販売への参入が相次いでいる。

 多様なライフスタイルの中、物を買うというだけであればいつでも欲しい時に、欲しい物が、欲しい値段で手に入る時代になり、その対極にある商店街がなぜチャンスなのか。

 

 

  街の灯りふたたび
 
電線が地中化された
戸越銀座通り

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~著者プロフィール~

 

 

 

亀井 哲郎 (かめい てつろう)

 

昭和38年 戸越銀座生まれ。

 

家業の宝飾・時計・眼鏡販売店

「ギャラリーカメイ」を営む。

 

若くして、 

戸越銀座銀六商店街振興組合

理事長に就任。

 

商店街のブランド化などに取り組み、戸越銀座を全国区の商店街に育て上げた人物の1人である。

講演会なども全国で多数行っている。

 

 

 品川区商店街振興組合連合会では専務理事を務める。

 

http://www.togoshiginza.jp/

 

 

 

品川区商店街連合会
東京都品川区西品川 1-28-3 中小企業センター4F
TEL:03-5498-5931 FAX:03-5498-5933