文字サイズ

  • 大
  • 中
  • 小

 


【第8回】 2013/4/11(木)

>> バックナンバー
 

 

 

 

 

 【第8回】 開いてて良かった!

 

2/2ページ

 

 そのうちライフスタイルの変化により、商店の開店時間よりも早く主婦がパートに出かけたり、商店の閉店時間よりも遅くまで働くサラリーマンやOLが増えたりと既存の商店街というビジネスモデルがフィットしなくなってきた。

 そんな環境に於いても商店主たちは、自らの経験や勘に頼った品揃えや横並びの営業時間、価格設定を変えられず、蝕まれていく商店街の体質改善には至らず消費者は商店街から徐々に距離を置き始める。

 

 そして消費者は、便利なコンビニや豊富な品揃えの大型店での買い物が増え、効率的に時間を使うようになると、商店街へは戻って来なくなった。

 欲しい時間に、欲しい物が、欲しい価格で購入できる事は、忙しく働く消費者にとってこの上なく魅力的で、かつ欧米から輸入されたビジネスモデルは先進的で洗練されたイメージと受け取られ、商店街は益々衰退していく。

 

 1998年から2000年に「大規模小売店舗立地法」「中心市街地活性化法」「都市計画法」のいわゆる、まちづくり3法が施行され大店法が廃止されるまで、商店街は現実とはかい離しながらも、生かさず、殺さずの状態が長く続いた。

 商店街という組織が時代にマッチできず勉強不足だったのだから不満を言うつもりは無いが、効率を優先するビジネスモデルが席巻する現代社会を見渡すと、ここに今後の商店街の再生の鍵があると感じている。

 

 

 

*次回は、4/25(木)公開予定です。お楽しみに!

 

 

|2

<< 前のページへ

第9話へ >>

 

~著者プロフィール~

 

 

 

亀井 哲郎 (かめい てつろう)

 

昭和38年 戸越銀座生まれ。

 

家業の宝飾・時計・眼鏡販売店

「ギャラリーカメイ」を営む。

 

若くして、 

戸越銀座銀六商店街振興組合

理事長に就任。

 

商店街のブランド化などに取り組み、戸越銀座を全国区の商店街に育て上げた人物の1人である。

講演会なども全国で多数行っている。

 

 

 品川区商店街振興組合連合会では専務理事を務める。

 

http://www.togoshiginza.jp/

 

 

 

品川区商店街連合会
東京都品川区西品川 1-28-3 中小企業センター4F
TEL:03-5498-5931 FAX:03-5498-5933