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【第15回】 2013/7/11(木)

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 【第15回】 地方の中心市街地・上

 

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 入社3年目に本社から新店舗の店長に、と内示が来た。とうとう自分も店長か・・と思っていると、同時期に元上司から、地方の中心市街地にある駅ビル内の支店で主任として補佐して欲しいと連絡が来た。

 人事部からは自分で決めてよいと判断を託された。入社間もない頃ならば迷わず店長の道を選択していたのだろうが、元上司から、お前と一緒に売上げの停滞している支店の業績を倍増させてみたいと口説かれた。

 元上司の赴任先は新潟県長岡市にあるJR長岡駅、駅ビル内の支店で、新幹線の停まる地方の中心市街地にあった。元上司も人事部に掛け合い、一緒なら必ず売上げを倍増できると直訴したようで、そこまで見込まれたのであればと店長昇進を断り、長岡行きを決めた。

 

 

 生まれて初めて雪国での一人暮らしが始まった。長岡市は新潟県第2の人口を抱える中越地方の都市で、江戸時代は長岡藩の城下町として栄え、第二次世界大戦などで壊滅的な被害を受けたが、住民の努力によって復興を遂げた美しい都市だ。

 駅前の大通りには商店街が並び、老舗百貨店が店舗を構え、古くからの街道が横切る、典型的な地方の中心市街地だった。

 

 

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~著者プロフィール~

 

 

 

亀井 哲郎 (かめい てつろう)

 

昭和38年 戸越銀座生まれ。

 

家業の宝飾・時計・眼鏡販売店

「ギャラリーカメイ」を営む。

 

若くして、 

戸越銀座銀六商店街振興組合

理事長に就任。

 

商店街のブランド化などに取り組み、戸越銀座を全国区の商店街に育て上げた人物の1人である。

講演会なども全国で多数行っている。

 

 

 品川区商店街振興組合連合会では専務理事を務める。

 

http://www.togoshiginza.jp/

 

 

 

品川区商店街連合会
東京都品川区西品川 1-28-3 中小企業センター4F
TEL:03-5498-5931 FAX:03-5498-5933