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【第17回】 2013/8/8(木)

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 【第17回】 地方の中心市街地・下

 

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 長岡での暮らしもなんとか慣れ始め、期待通りとは行かないまでも何とか業績を保ちながら勤務していた。

 

 町を歩くと、雪国特有の「雁木造」という軒先から長く張り出すひさしのアーケードが続く。積雪を避け雁木の下を歩く様は、日本の雪国を象徴する美しい風景の一つだろう。

 

 雁木の横には、滑り落ちた雪や雪かきによって作られた雪の壁が延々と続いている。厳しい気象環境の中に生まれた風景だが、一人1台車を保有するような地方では雪深い季節、人影もまばらで、車で買い物に行ける駐車場を完備した郊外のショッピングセンターはとても有利に映った。

 

 


雁木造の例 (Wikipediaより)

 私の勤める店は、新幹線の改札から一番近い商業施設として賑わっていた駅ビル内の一等地に店舗を構え、隣接する専門店も、衣料品などの買回り品を販売する全国展開の店舗が並び、消費者の購買意欲を掻き立てていた。

 

 しかし、ライフスタイルの変化、規制緩和など、複数の要因で街は拡大し、駅を中心とした中心市街地は空洞化をはじめる事になる。

 

 

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~著者プロフィール~

 

 

 

亀井 哲郎 (かめい てつろう)

 

昭和38年 戸越銀座生まれ。

 

家業の宝飾・時計・眼鏡販売店

「ギャラリーカメイ」を営む。

 

若くして、 

戸越銀座銀六商店街振興組合

理事長に就任。

 

商店街のブランド化などに取り組み、戸越銀座を全国区の商店街に育て上げた人物の1人である。

講演会なども全国で多数行っている。

 

 

 品川区商店街振興組合連合会では専務理事を務める。

 

http://www.togoshiginza.jp/

 

 

 

品川区商店街連合会
東京都品川区西品川 1-28-3 中小企業センター4F
TEL:03-5498-5931 FAX:03-5498-5933