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【第36回】 2014/5/22(木)

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 【第36回】 商店街奇談

 

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 15年以上前になるが、親父と同年代で商店街の一時代を担ってきた人々が、60歳代前半で次々と他界してしまった。

 子供たちも同年代で家族ぐるみで付き合っていた「高塚洋品店」、「洋品の店丸三」、「池田金物店」のご主人で、親父を含めて早々に他界してしまい、当時は銀六商店街には忌まわしい何かがあるのか、ないのか・・などとちょっとした噂になった。

 

 夕方、親父がちょっと行ってくると言って出て行くと「ちょっと」ではなく午前様になる確率が高く、商店街談議の末、酩酊して帰ってくる仲間だった。高度成長期の賑やかな商店街を青年部として支え、後に理事長や幹部を歴任した人々だ。

 

 

 「高塚洋品店」の主人は、中でも一番早くに亡くなった人で、親父がとても残念がっていたのを覚えている。仲間内では一番若くパワフルで頭脳明晰かつ豪胆な人だった。商店街で困った事が巻き起こると「あいつが生きていればなぁ・・」とため息をついていた。

 

 

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~著者プロフィール~

 

 

 

亀井 哲郎 (かめい てつろう)

 

昭和38年 戸越銀座生まれ。

 

家業の宝飾・時計・眼鏡販売店

「ギャラリーカメイ」を営む。

 

若くして、 

戸越銀座銀六商店街振興組合

理事長に就任。

 

商店街のブランド化などに取り組み、戸越銀座を全国区の商店街に育て上げた人物の1人である。

講演会なども全国で多数行っている。

 

 

 品川区商店街振興組合連合会では専務理事を務める。

 

http://www.togoshiginza.jp/

 

 

 

品川区商店街連合会
東京都品川区西品川 1-28-3 中小企業センター4F
TEL:03-5498-5931 FAX:03-5498-5933