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【第45回】 2015/1/22(木)

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 【第45回】 商店街に異議あり!

 

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 当然みんな面白がって賛同してもらえるだろうと意気揚々と理事会で提案したところ、それどころか逆に叱られる羽目になってしまった。「他人の店の商品にまで口出しするな!」とか「そんなもの作って売れなかったら誰が責任取ってくれるの?」「オリジナル商品なんていったいコストがどれ位かかると思ってるの?」など、前向きな意見は皆無といっていいほどで、「お前は自分の店を棚に上げて人の店の文句を言いたいのか!」位の勢いだったように記憶している・・

 

 それからは、理事会で様々な活性化策やイベントの準備が話し合われるたび、毎回のように「オリジナルブランド作りの重要性や効果」を発言し続けた。

 「異議あり!」 既存の活性化策だけでは商店街は良くならなかったし今後はもっと衰退してしまうから新しい事業が必要だ、「今やらなければ後悔しますよ!絶対に売れる確信があります、協力してください!!」 みんなの前で訴え続けた。

 

 数ヶ月が過ぎた1999年の春頃、当時酒屋の主人だった副理事長が、戸越銀座ブランド作りに興味を示し始めてくれるようになった。

 酒販業界は規制緩和による酒販免許の自由化を目前に控え、戦々恐々としている時期で、このままでは酒屋は消滅してしまうだろうからコンビニエンスストアに業態転換しようか廃業しようかなどと悩んでいた中、オリジナルのお酒でもあれば少しは変わるかもしれないと思ってくれたようだ。

 

 手始めに東京の酒蔵で有名な日本酒を取り寄せてリサーチを始めることになり、「戸越銀座ブランド」作りがやっとスタートラインに立ったのだった。

 

 

 

*次回は、2/5(木)公開予定です。お楽しみに!

 

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~著者プロフィール~

 

 

 

亀井 哲郎 (かめい てつろう)

 

昭和38年 戸越銀座生まれ。

 

家業の宝飾・時計・眼鏡販売店

「ギャラリーカメイ」を営む。

 

若くして、 

戸越銀座銀六商店街振興組合

理事長に就任。

 

商店街のブランド化などに取り組み、戸越銀座を全国区の商店街に育て上げた人物の1人である。

講演会なども全国で多数行っている。

 

 

 品川区商店街振興組合連合会では専務理事を務める。

 

http://www.togoshiginza.jp/

 

 

 

品川区商店街連合会
東京都品川区西品川 1-28-3 中小企業センター4F
TEL:03-5498-5931 FAX:03-5498-5933