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【第50回】 2015/4/16(木)

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 【第50回】 とごしぎんざの抹茶サブレです・下

 

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 何度も試食を重ねた家族や近所の女将さん達からも好評を得て完成したサブレは、シンプルながら飽きのこない上品なお菓子で、表面には「とごし」のロゴマークが浮かび上がるギフトに最適なオリジナルブランドが誕生した。

 

 その年の8月初旬、「とごしぎんざの抹茶サブレ」新発売!帰省のお土産にいかがですか!と、ついに発売を開始した。


とごしぎんざの抹茶サブレ

 

 発売開始早々、オリジナル商品としての珍しさも手伝い順調に売れ始めたが、中でも一番最初に駆けつけて買い込んだのは、私やうちの家族だった。「このサブレはね、こんな経緯で、やっと発売できたんだよ」と開発ストーリーと共に、いかに美味しくていかに安心かなどと頼まれてもいないのに宣伝しながら、友人知人へプレゼントしてまわった。

 

 しばらくすると、その美味しさや開発ストーリーが評判になり、様々な媒体にも取り上げられ、連日多くのお客様が「とごしぎんざの抹茶サブレ」を目当てにマコちゃんの店を訪れるようになった。小さなケーキ屋さんの工場が夜遅くまでフル回転するほどだ。ある時、はるか遠い地方の面識もない会社から記念品に使いたいと100箱ほどの注文が舞い込んだ時など、マコちゃんはビックリして「こんなの大丈夫かな・・?まさか詐欺じゃないよね。。。」と心配して相談しに来てくれた。詐欺は冗談にしても、面識もない地方の会社から大量の注文なんて、商店街の小さなケーキ屋にとっては大事件だった。

 先払いで代金は振り込むということなので大丈夫だろう、きっと近所のお客様が帰省したときにお土産で持っていって、もらった方が気に入ってくれたのだろうということになり、代金を振り込んで頂き無事納品する事ができた。

 

 



唐辛子入りのチーズケーキ

 

 その後もマコちゃんは、様々な風味のサブレや一風変わった「唐辛子入りのチーズケーキ」など、“とごしぎんざブランド”を次々開発し、ヒット商品を生み出している。

 

 

 

*次回は、4/30(木)公開予定です。お楽しみに!

*都合により更新が遅れております。少々お待ちください。

 

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~著者プロフィール~

 

 

 

亀井 哲郎 (かめい てつろう)

 

昭和38年 戸越銀座生まれ。

 

家業の宝飾・時計・眼鏡販売店

「ギャラリーカメイ」を営む。

 

若くして、 

戸越銀座銀六商店街振興組合

理事長に就任。

 

商店街のブランド化などに取り組み、戸越銀座を全国区の商店街に育て上げた人物の1人である。

講演会なども全国で多数行っている。

 

 

 品川区商店街振興組合連合会では専務理事を務める。

 

http://www.togoshiginza.jp/

 

 

 

品川区商店街連合会
東京都品川区西品川 1-28-3 中小企業センター4F
TEL:03-5498-5931 FAX:03-5498-5933