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【第60回】 2015/9/10(木)

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 【第60回】 オレンジ色の憎い奴

 

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 当時は、前述した『ゴーゴー五つ子ら・ん・ど』という商店街を舞台にしたアニメが放送中で、商店街のホームページのトップ画面も主役のキャラクター画像が使われていたので公認マスコットという訳にもいかなかったが、少なくとも商店街の親父たちよりも「着ぐるみ」がいたほうが少しは訴求効果があるのでは、と思っての提案だった。

 

 そんな提案を気持ちよく引き受けてくれたのが、のちに「日本の着ぐるみキャラクター界のご意見番」となっていく、犬山 秋彦 氏(著書にゆるキャラ論、他多数)だった。

 

 

 彼の自前の着ぐるみは「スパンキー」という名前で、顔に刀傷があるちょっとニヒルなイメージのかなり大きな着ぐるみだった。「とごしぎんざまつり」や品川区商店街連合会主催のイベントなど私が行くところへ同行してもらい、盛り上げて頂いた。

 

 

 当時は、ゆるキャラがブームになるはるか前で、着ぐるみなんてどれも同じような薄汚れたウサギやクマが主流の時代に、しっかりとデザインされたオリジナルのキャラクターはとにかく目立って、イベントでの訴求効果は抜群だった。

 ただ、ボランティアでとの約束で、私も着ぐるみ出演者の予算など検討もつかないし商店街ではそもそも予算化もしていないので、当時売り出していた戸越銀座ブランドの腕時計やお菓子など、お礼としてその都度「物」で勘弁してもらい、交通費すら出せない状態だった。

 

 

 そんな関係も数年は続いたのだが、犬山氏も徐々に自らのライター稼業が忙しくなってきて少しずつ疎遠になりかけていた2004年の初頭、私から犬山氏へある相談を持ちかけた。

 

 

 


スパンキー

著書「ゆるキャラ論」

当時の犬山氏
(カラーでないのが残念です)

 

 

 

*次回は、9/24(木)公開予定です。お楽しみに!

 

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~著者プロフィール~

 

 

 

亀井 哲郎 (かめい てつろう)

 

昭和38年 戸越銀座生まれ。

 

家業の宝飾・時計・眼鏡販売店

「ギャラリーカメイ」を営む。

 

若くして、 

戸越銀座銀六商店街振興組合

理事長に就任。

 

商店街のブランド化などに取り組み、戸越銀座を全国区の商店街に育て上げた人物の1人である。

講演会なども全国で多数行っている。

 

 

 品川区商店街振興組合連合会では専務理事を務める。

 

http://www.togoshiginza.jp/

 

 

 

品川区商店街連合会
東京都品川区西品川 1-28-3 中小企業センター4F
TEL:03-5498-5931 FAX:03-5498-5933