文字サイズ

  • 大
  • 中
  • 小

 


【第64回】 2015/11/12(木)

 
>> バックナンバー
 

 

 

 

 

 【第64回】 大崎一番太郎

 

1/2ページ

 

 戸越銀次郎の活躍を身近で見ていたJR山手線大崎駅駅前のマンション内商業施設、大崎駅西口商店会で現在会長の池田一郎氏から、ある時、電話がかかってきた。大崎でもぜひご当地キャラを作りたいので相談に乗って欲しいとのことだった。

 

 幼馴染の「いっちゃん」(第36話で登場)と、当時商店会長で品川区商店街連合会の大先輩でもある「綱嶋氏」(第56話で登場)の依頼とあって、二つ返事で引き受けた。戸越銀次郎のプロモーションも軌道に乗ってきた頃で、少しでも役に立つのであればと、偶然大崎で暮らしていた戸越銀次郎のデザイナー「犬山氏」を誘い、企画会議に参加することになった。

 

 綱嶋氏は大崎生まれ大崎育ちで、長年、大崎地区の活性化事業の先頭に立ってきた人物で、その名は全国の商業関係者にとどろいている。そんな「綱嶋氏」と、元々戸越銀座で商売をしていて今は大崎駅西口商店会でパン屋さんを経営する「いっちゃん」と、戸越銀次郎のデザイナーで大崎在住の「犬山氏」と私が集まり、会議が始まった。当時はまだ「ご当地キャラ」という名称は使われていなかったが、せっかく大崎のキャラクターを作るのだからと大崎にふさわしいキャラクターを生み出すことを目標にスタートした。

 

 JR大崎駅は山手線の始発駅で、京浜工業地帯発祥の地。周辺に大きなメーカーの工場が立ち並んでいたが、1982年に東京都から副都心に指定されると大掛かりな再開発が進められ、現在では品川区を代表するターミナル駅となり、周辺は最新のオフィスビルや高級高層マンション群へと生まれ変わった。

 そんな大崎の再開発は大崎駅西口商店会にも大きな影響を与え始め、次々に出現するオフィスビルに入居するレストランや商業施設との競合にさらされ、廃業する店舗や移転する店舗も出始めた。そんな中でのキャラクター作りは、なんとか個性を発揮して既存の店舗や商店会を活性化していく為の一環でもあった。

 

 

1|

次のページへ >>

 

~著者プロフィール~

 

 

 

亀井 哲郎 (かめい てつろう)

 

昭和38年 戸越銀座生まれ。

 

家業の宝飾・時計・眼鏡販売店

「ギャラリーカメイ」を営む。

 

若くして、 

戸越銀座銀六商店街振興組合

理事長に就任。

 

商店街のブランド化などに取り組み、戸越銀座を全国区の商店街に育て上げた人物の1人である。

講演会なども全国で多数行っている。

 

 

 品川区商店街振興組合連合会では専務理事を務める。

 

http://www.togoshiginza.jp/

 

 

 

品川区商店街連合会
東京都品川区西品川 1-28-3 中小企業センター4F
TEL:03-5498-5931 FAX:03-5498-5933