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【第68回】 2016/2/12(金)

 
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 【第68回】 若者・よそ者・ばか者 4

 

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 有名なタレントさんが取材で商店街にやってくると「商店街の名物は何ですか?」と必ず聞かれるのだが、近隣型の最寄り品や生鮮品中心のどこにでもあるような商店街なので「とごしぎんざブランド」の商品をおすすめするが、タレントさんが商店街を歩きながら様々なお店に立ち寄って食べ歩きをしているシーンを撮影したいという要望が多く、学生さんも商店街で主婦のような買い物をするというよりは散歩をしながら食べ歩きを楽しみたいという意見が多く、お肉屋さんのコロッケや、和菓子屋さんのお団子、焼き鳥などが人気だった。

 

 あるとき若手アイドルグループの取材で「戸越銀座のコロッケを食べつくせ!」という企画が放送されると、翌日からそのアイドルが食べたお肉屋さんはコロッケ目当てのアイドルのファンで何日も行列が続いた。

 

 日頃、地元の人は当たり前に自分の好みのお肉屋さんやお惣菜店で好きなコロッケを買うが、そのコロッケが「観光資源」だとは当初、私でさえも思っていなかった。

 

 ブランド化された有名なご当地コロッケは、その地域の野菜や肉を使ったレシピで共通化されブランドを確立しているもので、戸越銀座のコロッケはそれぞれの店舗によってレシピも材料も違うのでブランド化は難しいのではないかと感じていた。しかし多くのタレントさんたちが食べ歩きするコロッケを探して商店街にやってくる人は、日を追うごとに増えていった。これはもしかしたら私たちの探していた観光資源なのではないだろうかと、現在は戸越銀座商店街連合会の会長を務める戸越銀座商栄会商店街理事長の山村俊雄氏に相談して、ご当地コロッケで有名な地域へ一緒に視察に出かけて、ご当地コロッケプロモーションの勉強をスタートした。


 

 

 

*次回は、2/25(木)公開予定です。お楽しみに!

 

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~著者プロフィール~

 

 

 

亀井 哲郎 (かめい てつろう)

 

昭和38年 戸越銀座生まれ。

 

家業の宝飾・時計・眼鏡販売店

「ギャラリーカメイ」を営む。

 

若くして、 

戸越銀座銀六商店街振興組合

理事長に就任。

 

商店街のブランド化などに取り組み、戸越銀座を全国区の商店街に育て上げた人物の1人である。

講演会なども全国で多数行っている。

 

 

 品川区商店街振興組合連合会では専務理事を務める。

 

http://www.togoshiginza.jp/

 

 

 

品川区商店街連合会
東京都品川区西品川 1-28-3 中小企業センター4F
TEL:03-5498-5931 FAX:03-5498-5933