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【第76回】 2016/6/30(木)

 
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 【第76回】 戸越銀座の風景・下

 

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 たとえば、ハード整備にあたり私たちは、地元の多くの方々が心待ちにする、戸越八幡神社の祭礼での神輿渡御を新しくなった商店街の街路で盛大に執り行う風景を想像したり、春には商店街で食べ歩きや買い物をしながら、戸越公園や文庫の森公園でお花見を楽しむお客様の姿を思い描きながら、コンセプトを話し合った。

 

 そんな理想とする風景を実現する為に、様々な意見や思い、歴史やアンケート調査の結果などを元に出来上がったコンセプトやデザインのヒント、必要であろう機能などをまとめ、明治大学の学生達にコンペ形式で設計を依頼した。その後、学生達から集まった設計、デザインを商店街の中にラボ(研究室)を開設して展示してコンペを開催し、現在の戸越銀座の街路の設計、デザインが決定していくことになる。

 

 設計やデザインが決まるまでに、本当に多くの人の関わりや深い思いがあった。商店街を利用する人、通勤通学で通る人、近隣に住んでいる人、観光に訪れる人、フィールドとして活動する人、そして商売をする人等、全ての人の希望どおりとは行かないまでも、商店街を利用する方々のお役に立ちたい、ふるさとの中心であり続けたいと願い、連合会執行部の役員たちは毎週会議を重ね、ソフトとハードが一つになった「戸越銀座商店街の風景」を想像し、「活気あふれる商店街の実現」を夢に見て、実行した。

 

 

 そしてさらに、戸越銀座が目指す風景は、前章で述べた周辺の地域資源や街、商店街が融合する「エリアをマネージメント」していく事だと思っている。戸越という街がふるさとの中心として地域住民の大切な場所として存在し続ける為に、次世代の新たな風景創りを始めよう!

 

 

 

*次回の更新はもうしばらくお待ち下さい。お楽しみに!

 

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~著者プロフィール~

 

 

 

亀井 哲郎 (かめい てつろう)

 

昭和38年 戸越銀座生まれ。

 

家業の宝飾・時計・眼鏡販売店

「ギャラリーカメイ」を営む。

 

若くして、 

戸越銀座銀六商店街振興組合

理事長に就任。

 

商店街のブランド化などに取り組み、戸越銀座を全国区の商店街に育て上げた人物の1人である。

講演会なども全国で多数行っている。

 

 

 品川区商店街振興組合連合会では専務理事を務める。

 

http://www.togoshiginza.jp/

 

 

 

品川区商店街連合会
東京都品川区西品川 1-28-3 中小企業センター4F
TEL:03-5498-5931 FAX:03-5498-5933