品川手みやげ調査日誌 -その1-パンとおやつ
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26荻野…このあきおかさんの、海苔を巻いたおなじみのあられが品川生まれって、実は知らなかった。鈴木…ずっと住んでるのに、自分の住んでる町以外の品川って、案外知らなかったりしますね。加藤…こうして目の前のいろんな品川のおやつを眺めているだけで楽しいですもんね。“あ、隣駅にこういうの売ってるんだ”って。同じ品川でも、戸越銀座と東海道沿いだと町の雰囲気も名物もだいぶ違いますね。鈴木…うん、東海道沿いだと、品川宿に来た人に向けたものが多いのかな。こうして集めてみるとわかるもんですね。 荻野…品川の手みやげを買いつつ町をまわったら、地元人だっていろんな品川の発見ができて楽しめそう。加藤…友達と一緒に品川の手みやげを買いつつ、いろんな場所を歩いたら楽しそうですね!荻野…「品川」ってひとくくりにせず、こういう地域ごとの違いが見えるおやつがこれからも残っていって欲しい。鈴木…同感。戸越銀座のコロッケみたいに、新しく商店街ごとにいろんな名物ができたら面白いかも。直接品川に来たくなる人も増えるんじゃないですかね。 加藤…そうですね、もっと品川に実際に来て欲しいです。鈴木…地方で美味しいものがあると、東京進出ってあるじゃないですか。でも、品川で美味しいものがあったら…来ちゃえばいい。荻野…おみやげが美味しくてまた食べたかったら、おいでよってこと。加藤…都内なら電車ですぐ来られますもんね。行列のできるお店に並ぶ時間があったら、この町に来て美味しいものたっぷり食べられますから。しかも値段もリーズナブルだし!!鈴木…おいしさだけでなくそのお店の味のある雰囲気とか、面白い店主のおじちゃんとか、周りにあるいいお店とか…、自慢できるものいっぱいある。だからまず来て食べてみて!荻野…今、目の前にある品川手みやげだってどれもハズレなし!っていうものばっかり。鈴木…今回集めた品川の手みやげは、言葉で伝えきれない“品川らしさ”が味や雰囲気になったもの。持って行く僕らも、「どうだこれが品川だ!」って、一撃を放つつもりで贈りたいですね!(終わり)荻野…あ、この天使のたまごパン、よく買います。地元だと、“あそこの角のケーキ屋さんの白くて丸いパンがおいしい”とか、商品の名前より先に、すぐにお店の場所とか味の話になる。加藤…そうですね!“そのパン、 商店街の真ん中のパン屋さんのでしょ!”みたいな。鈴木…僕は地元の美味しいものは、商品の名前とか値段とか、すぐ固有名詞を覚えちゃいます。それは品川のこと、品川駅しか知らない人たちに教えたいからかもしれない。“俺知ってるぞ”的な優越感で(笑)。加藤…そういう楽しみ方もありますよね~。鈴木…僕の実家は東北なんですけど、品川に住んでるっていうと品川駅の洗練されたイメージがあって、こういう手作りをおみやげに持っていくと驚かれます。荻野…そうそう、”こんなおいしいものあるのよ“ってちょっと得意げに持ってったりする(笑)。 あっ、品川駅って港区なんだけどね。加藤…私は大学のゼミで、戸越銀座が新名物としてはじめているコロッケを一緒に作ってたんですけど、友達にコロッケパンを手みやげにして、“戸越銀座の名物なんだよ”って宣伝しながらあげてます。品川の印象作る!町の手みやげ品川の印象作る!町の手みやげ手みやげで品川を再発見手みやげで品川を再発見来るともっといいよ!という気持ちをこめて来るともっといいよ!という気持ちをこめて

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