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2020/08/14
ステイホームの特別な夏。長いおうち時間を楽しく彩るクールなアイテム、地元グルメをご紹介していきます。
「日用品&ワイン喫茶」として2011年にオープンしたKirin Store。店主の田村さんは出版社で料理や旅行ガイドなど専門性の高い媒体の編集をされていたバッググラウンドをお持ちで、2016年にはエアポケットトリップマガジン『Kirin Diary』も出版。田村さんが編集長として取材、発行を続けています。
リユース、オーガニック、リラックスをテーマに新しいモノではなく、存在するストーリー、価値観に光をあてていくうちにアンティークや古道具などに傾倒していき、現在の商品のセレクトにつながっているそうです。
そんなKirin Storeのウェブストア<KIRIMUS>からのイチオシは、「カトリーヌ・エ・ピエール・ブルトン/ブルグイユ ロゼ ラ・リトゥルネル 2019年」。フランス・ロワール地方の自然派ワイン。カベルネ・フランを100%使ったロゼのペティアン(微発泡ワイン)で、心弾むような爽やかさがありながらやさしい味わいです。
ロゼの微発泡という一見ニッチなカテゴリーとも思える一本。Kirin Storeさんらしいグルーヴィなセレクトです。
2018年からは100種類100本のワインの品揃えを目指し、自然派ワインショップ「キリンセラー」を店内にスタート。今回のコロナによるステイホーム期間で背中を押され、ウェブストアのアイテムの拡充とシステム整備に本腰を入れました。仕入れには食の専門誌の編集者時代からのお付き合いが現在にもつながっているそうで、リピーターやまとめ買いのお客様も増えていると言います。
一期一会をコンセプトに基本的には一種類一本の品揃えのため、売れてしまえばソールドアウト。そんな中、今回は継続的に販売している3本を選んでいただきました。
一押しのロゼの微発泡ワインの他、白ブドウの果皮を長期間漬け込んだ、いまトレンドのオレンジワイン「ランケッレ / ミッロッキオ ヴィノ・ビアンコ 2017年」(イタリア・トスカーナ州)と「バイヨラ / ビアンコ バイヨラ 2018年」(イタリア・カンパーニア州イスキア島)
カトリーヌ・エ・ピエール・ブルトン/ブルグイユ ロゼ ラ・リトゥルネル 2019年(税込3,300円)、「ランケッレ / ミッロッキオ ヴィノ・ビアンコ 2017年」〈イタリア・トスカーナ州〉(税込4,378円)、「バイヨラ / ビアンコ バイヨラ 2018年」〈イタリア・カンパーニア州イスキア島〉(税込4,400円)
<KIRIMUS>ではKirin Storeの店内で提供している料理のテイクアウト販売も行っているため、Kirin Storeの美味しい料理を自宅で楽しめる機会も増えました。まるでお家のワインセラーのように「キリンセラー」を活用してもらえると嬉しい、と語る田村さん。オン(ウェブストア)とオフ(実店舗)の両方の使い方が、これからの飲食のカタチになりそうですね。
Shop Info
食料品
日用品&ワイン喫茶 Kirin Store
旗の台・中延エリア
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コーヒーの羅針盤。広くて深いコーヒーの世界で「お客さまの羅針盤になって向かう方向を指し示したい」という想いから店名が付けられたそう。
今年で戸越銀座店は4年目、そして「スペシャルティコーヒー」という言葉が世にでる前からやっている旗の台店はもう15年目。世界中には多くのコーヒーの生産国があるので、その中からお客さまの好みにしぼっていくお手伝いをしています」とオーナーの小林さん。
今ではコーヒーを淹れるいい道具もたくさん出ていて、自宅でコーヒーを楽しむ方が本当に増えています。“外(喫茶店)でコーヒーが飲めなくなったよ”(自分で淹れるコーヒーが一番美味しい)と言われることが多くてと小林さんは笑います。
コーヒーの味は8割は「焙煎(ロースト)」技術できまる。
生豆の100gで8杯とれるので、だいたい一杯60円ほどで美味しいコーヒーが淹れられます。コーヒーブレイクはリセットタイム。飲むよりコーヒーの香りをが嗅いでいたほうが脳のリラックする効果が高いと言われる所以。
好きな豆を好きなように淹れて飲む機会が増えたことは本当にいい方向です、そう話すCOMPASS COFFEEさんからのイチオシ商品は「季節のブレンド【夏】」。よく冷やしてスッキリ飲んでも、このブレンドのポテンシャルを引き出せます。夏バテ解消にお薦めだそうです。
季節のブレンド【夏】100g/税込480円
アイスコーヒーは水に一晩浸けて抽出する水出しコーヒーより、粉量2倍で1杯分をじっくり淹れ急冷したほうが美味しい成分を余すこと無く抽出で、香り高く”飲みごたえ”のあるアイスコーヒーが作れるとのこと。
そしてお店の自慢はやはりロースト度合いが選べること。 ネット注文の場合も世界各国の豆を選び、好きな飲み方からローストを選びます。一つの豆でこれだけ焙煎を変えられる店は少ないそうです。好みの味(豆)+この夏用にアイスでも楽しめる自分好みのローストを探ってみてはいかがだろう。
Shop Info
食料品
COMPASS COFFEE(コンパスコーヒー)戸越銀座店
戸越・小山エリア
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食料品
COMPASS COFFEE(コンパスコーヒー)旗の台本店
旗の台・中延エリア
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東京に暮らしていると「東京土産って何だろ?」と考えたことがある人は多いのではないだろうか。ちょいと持っていきたい地元土産が本当に少ない中、東京、品川でしか買えない土産があります。
「江戸みやげ」。
大正10年に商標登録され、現在、7代目として100年前と変わらない製法を守り、受け継がれ続ける伝統の一品。主役である「えびせん」に品川巻き(海苔で全体を巻いたもの)、米粒、ゴマ、小桜(醤油を桜型に抜いたもの)、茶巾(抹茶入り)など季節に合わせた約8~9種類のあられやおかきが入っています。
江戸みやげ(140g)/税込1,200円
たまたま「今日出てきたんだよ」と見せてくれたのが、東京市京橋区(現、築地)と書かれた昔の店印。佃大橋が掛かる時に立ち退きとなり、戸越超えたら江戸でなくなるからと現在の五反田に新天地を構えたのだそう。
「えびせん」は100年前と変わらない製法を守り、冬はアカエビ(三河湾産)、夏はタカツメエビ(愛媛県八幡浜産)と季節に合わせて選ぶエビの殻を一尾ずつ手作業で剥いて作られています。「えびせん」を引き立てるあられやおかきは、新潟にある自社の棚田で栽培(永田農法)された米を精米し、送られてきた米をほぼ毎日、店で製造する妥協なき一貫した仕事はまさに「粋」そのもの。
「美味しい米を買ってくればいい。そんなこと考えたこともあった」と笑って話す6代目の杉江烈(たけし)さん。「でもね、お客さんによそから米買ってきたじゃ買わねえよ。今年の米は良くないけど、これが進世堂の精一杯だってそれでいいんだよ」と言われて目が覚めた、と。お客さんとの信頼関係、あうんの呼吸で一緒に「こだわりを継いでいる」ように感じます。
お客さまがすぐ開けるようにと、開け口が上にくる江戸包みもまた100年変わらぬ「江戸(東京)の粋」。7代目となる娘さんは日々、江戸包みの修行中。現在、まさに次の世代へと継がれる「江戸の粋」の姿がそこにありました。
まだまだ東京にも残る変わらぬ伝統の「粋」を包みを開きながら感じてみてください。
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食料品
江戸みやげ本舗 進世堂
五反田・大崎エリア
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オリジナルを中心にインポート、国内ブランドを取り揃えているアメカジショップ。「自分が気に入ったものを仕入れる。なければつくる」その冷めぬ熱量のまま26年間突っ走ってきたお店。
店内はFEN(現AFN/米軍放送網)が流れ、革の匂いとバイク、ロック好きが慕ってやまない超イケメンクールな店長の水野さん。こだわりのディテールを落とし込んだGパンや革ジャンなどが店内所狭しと並んでいる。掘り出し物を見つけ出す楽しさと水野さんのうんちくが満載です。
この夏のイチオシ商品は、FULLNELSONとPEANUTSのコラボTシャツ!!
フロントには、エクスプローラーをひくスヌーピーと「Rock’n’Roll」の文字。バックはBORN IN THE USAとプリントという、マニアにはたまらないデザイン。Peanuts本社にもともとのイラストに希望するデザイン画を描き入れ許可を取るのだそう。これまでに断れられたデザイン案もある中で、今年の新デザインが登場となりました。
FULLNELSON×PEANUTS Tee フルネルソン×ピーナッツ スヌーピーTシャツ Born in the USA 01/税込4,290円
インラインストアにはそんな水野さん渾身のオリジナルTシャツが多数アップされています。
アメリカのロックバンド、チープトリップが公認しているトリビュートバンド『チープトラック』(笑)のボーカルとしても活躍している水野さんが大好きなシルベスター・スタローンのシリーズの『ロッキー』、『ランボー』Tシャツ。
「目立たないように店の隅にそっと置いてる」と話すので店内を探してみると、チェーンステッチ(Gパンの裾仕上げの縫い方)用のビンテージミシンとともに存在感ありありです鎮座していました。
スタジャンや革ジャン、Gパン、鞄などとにかく良きアメカジ時代に精通している水野さんだからこそのデザイン力が、FULLNELSONのオリジナル商品として息を吹き替えしています。そんな目線で商品を見ているとランボーのTシャツがだんだんとカッコよく見えてきて、暑い明日も乗り越えて行こう!なんて気持ちにさせられます。
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写経をされる方は何か心に決めごとを持ってる場合もあってか毎日書く方も多いそうですが、最近はテレビを観てるよりもいいかな〜と始める若い方がとても増えているんです。そう話していただいたのは、昭和47年創業の書道用品・水墨画・俳画用品などを取り扱う「ならや本舗」店長の南佐世子さん。
写経は毎日書いている方でも4〜50分、初めての方なら2時間半ほどかかり、夏の暑さを忘れるほどの集中力の中、書き終えた時に達成感、解脱感を味わえる自宅でできる魅力的な学びごと。
ならや本舗さんイチオシ商品はそんな初めての向けの「写経用紙&筆ペンセット」。
紙の色は白、黄色、水色の三色。厚みのある見本は、下敷きがなくても透けることもしみることもないので、上からしっかりなぞっていくことができます。画数の多い文字はにじみやすく筆ペンは不向きのようですが、今回の筆ペンはお客さんの声を元ににじまない筆ペンをチョイスしたそうです。
気分転換、文字の練習として気楽にスタートするにはベストな商品です。
写経用紙&筆ペンSET/税込748円
例えば、1日で最後まで書かずとも、毎日、時間が許す範囲で書き続けてみるというのでもよいでしょう。その場合、日々に表れる文字の変化を楽しむということも。そして、写経の最後にある「為」、なんのために書いたか(願い)も忘れずに記して、まずはご自身のペースでチャレンジしてみてはいかがでしょう。
書き上げた写経の扱いですが、ゴミ箱にポイとは捨てづらいもの。年末のお焚き上げに持って行くもよし、例えば折って箱などつくり、日々出るちょっとしたゴミをいれる袋として使ってお捨てになるのもいいようです。
また、もう少し道具にこだわって筆、硯、墨を揃えてみるものいいですね。墨をする感触もまた落ち着いたリラックス空間を味わえます。また、ちょっと変わったところで文鎮。夏野菜、動物、変わったところで神社、寺院の階段、欄干など上に設けられている飾り「擬宝珠」が付いているものまで、ちょっとした置物として書の道具は目にも楽しいです。
筆選びは用途や硬さの好みもあってとても難しいため、ネットで選ぶのは失敗も多いんです。長く書を続けていただくためにも、是非ともメールや電話などでお問い合わせてください、そう最後に南さんはおっしゃっていました。
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日用品・雑貨
ならや本舗
五反田・大崎エリア
キャンペーン期間中にこの店舗のオンラインショップでお買い物をすると抽選で品川区内で使用できる商品券をプレゼント! 応募方法はこちら
「アイトーさん」と地元で親しまれていた生活雑貨屋さんが、2019年6月に創業者の名をとり、オンラインショップと実店舗を合わせた「加藤五郎商店」としてスタート。
和食器の専門家による目利きアイテムがそろった店内は、見てまわるだけでもほこっと和やかな気持ちになる器でいっぱいです。
そんな「加藤五郎商店」の夏のイチオシ商品は、【ソラマメ商会】磯貝由香里さんによる手づくりの箸置きシリーズから水中を涼しげに泳ぎだしそうな「カッパ」をセレクト。
動物を中心とした50種類ほどのラインナップを揃える箸置きは、置物として購入されるコレクターも多く、注文から半年ほどかかる人気商品のため、早めに発注をしているそうです。
手作り箸置 カッパ/税込935円
そして今年、話題となったあの「アマビエ」の置物を見つけました!
ブスかわな表情がたまらないそばに置いておきたくなる置物です。
アマビエの置物/税込 大3,850円、小2,200円
以前まではご飯茶碗を購入する人が多かったのですが、最近では皿や鉢類などを手に取られる方々が増えてきているそうです。
そのように話す店長の流さんにステイホームが続く中、いつもの生活を楽しくする工夫を聞いてみました。
「好きな小皿たくさん使ってちょいちょい食べ、呑みなんて楽しいですよ」どうでしょう? そんな楽しい世界観をお盆の上に乗せてもらいました。
ちょいのみセット(全て税込価格)/有田焼 十草飯碗(2,200円)、有田焼 十草湯呑(2,200円)、九谷焼 なまず小付(4,180円)、九谷焼 碗型小皿(1,980円)、九谷焼 鷺色絵小皿(1,100円)、若狭塗 箸(1,320円)、ソラマメ商会 ワニ箸置(935円)、竹の高台盆(2,970円)
いつもの食卓にお気に入りのアイテムやちょっとした工夫を加えてみてはいかがでしょう。
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