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2020/09/10
2016年8月11日。この日付を見てピンとくる方はかなりの山好き(笑)。店名にアルプスと名のつく荏原中延にある「CAFE. ALPS」さんは、山の日が施行されたこの日にオープンしたハンバーガー専門店。
いつかバーガーカフェを開きたいという思いから外食業界に勤めていた頃、富士登山をきっかけに山登りの素晴らしさにハマり、将来の店舗コンセプトとリンクして、現在のロッジ風な店構えにDIYをしながら作りあげたという店長の橋本さん。
店内はシンプルなウッド系にまとめられたインテリアで、橋本さんご自身が撮った山の写真も飾られいて、山で出会った人が遊びに来てくれることも多いそう。爽やかな山の写真と橋本さんのやさしい人柄が落ち着くお店の雰囲気とマッチして、ハンバーガーにかぶりついた後、つい長居をしてしまいそう。
そんな「CAFE. ALPS」さんのイチオシ商品は、オリジナルデザインTシャツ<残雪>。スタッフと一緒にお店で着るTシャツを作ってみたところ、お客さんから「いいですね〜」「わたしも欲しいから売ってよ」という声が増え、今回の店舗自粛期間中に通販サイトを立ち上げたばかり。 今回の取材で訪問した際、スタッフの方が着ていたイエティが描かれたTシャツがとてもかわいくて、そのイラストを描いているのは橋本さんご自身だとお聞きしてびっくり。とても多才な面をお持ちでした。
今後は新しいことを見つけるというより、店も通販(グッズ)も今あることをしっかりと充実させていきたいと話されていました。グッズ関連も少しずつアイテムを増やしている最中だそうで、Tシャツと合わせて、オリジナルのトートバッグもご紹介いただきました。ゆくゆくはCAFE. ALPSのプリントの入ったオリジナルの山ウェアも作っていく予定だそうです。
さて、ハンバーガーの話に戻って、ハンバーガーの定義は本来「100%ビーフ」とご存知でした?橋本さんに「パン粉や卵などのつなぎが入っているのはハンバーグ」と言われてみてああ納得な私。
「CAFE. ALPS」さんは手ごねによるクラシックな正統派を追求しているそうで、「シンプルなビーフパティには入れる香辛料と重ね方に店舗の個性が表れます。肉、野菜、ソースのバランスを楽しんで欲しいので上に積んでいるタイプ」そう話してくれました。
牛肉100%で好みの味付けに仕上げたシンプルなビーフパティを作って 、それに合わせる好きな材料を切っておけば、あとはバンズに挟むだけ。そう考えたら「おうちでいろいろなグルメバーガーいけるじゃん!ALPSさんのTシャツ着て」とテンションが上がる私を見て、微笑む橋本さんの眼差しが山のように穏やかでした
Shop Info
衣料品
CAFE.ALPS
旗の台・中延エリア
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すっかり町中でおもちゃ屋さんを見かけなくなった昨今。ここでご紹介する「ミニカーショップコジマ」さんも祖父の代までは中央区八丁堀でおもちゃ屋を営んでいたそうですが、1986年に五反田に移転するタイミングでミニカー専門店になったと話すのは店主の小嶋さん。
「英語を話せた親父が店に訪れたイギリス人のお客から、イギリスでつくっているミニカーをオーダーして欲しいと頼まれたことがきっかけ。そこから親父はどんどんミニカーの世界にハマっていきました。舶来のマニアックで高価なミニカーが売れ出していたという時代背景もありますね」と玩具屋からミニカーショップへの転向した経緯を話してくれました
店内にはイギリス、イタリア、フランス、ドイツなど世界各国のメーカーでつくられたミニカーが所狭しと並んでいます。
コレクターの世界は“all or nothing”。歯抜けではコレクションにならない」
メーカーがこぞってこだわりの車種を手づくりしていた全盛期も落ち着き、現在は色違いであったり、シリーズ違いであったりとコレクションとしての価値が様変わりしたこともあり、コレクターさんが減ってきているそうです。
そんな中で小嶋さんイチオシ商品は「フォード GT40 MkII No1 LM 1966」。
2019年に大ヒットした映画『フォードvsフェラーリ』で主人公がドライブした車のミニカー。当時のレース風景写真を見ながら「優勝はこのイチオシ商品のゼッケン1(フォード車)のはずが、ゼッケン2(黒のフェラーリ)が優勝するという結末が待っていたんだ。映画によって2位となってしまった逸話が明らかとなって、普通なら売れない2位以下のミニカー(イチオシ商品)が注目された」と解説してくれました。
ミニカーというニッチは趣味の世界が広がる店内で、ちょっと目を引いたのが家に連れて帰りたくなるようなレトロ感とポップな配色のミニカーたち。
イギリス リバプールで1934年から1979年まで製造された「DINKY TOYS」というミニカーブランドの復刻版だそうです。今でもオリジナル品はヴィンテージミニカー好きの間でプレミアがつくほどの人気とのこと。
車種が違うけどメルセデスベンツ(右:オリジナル/左:復刻版)だそうです。どっちもかわいい。。。趣味の世界が深すぎて、場外のわたしはほぼ目線が雑貨感覚です(笑)
少々、自分とは縁遠い店舗取材になるな〜と訪れた「ミニカーショップコジマ」さんでしたが、ミニカーと一言で言っても「おもちゃ」と「模型」の違いが大きいこと、そして模型には設計図がないことなど、なかなか知ることのない世界のお話を聞けて楽しかったです。
<ST(Safety Toy=安全玩具)>マークのついたものは、突起物など少しでも危険性あるものは付けられないため、「おもちゃ」の域を脱しない。細部にまで本物に近づけて作りあげてゆく「模型」の世界は広い。正確な縮尺による設計ではなく、作り手(職人)、メーカーの車に対する愛情がデフォルメ化されて、ミニカーとして再生されるロマンが見えた気がしました。
Shop Info
日用品・雑貨
ミニカーショップコジマ
大井・西大井エリア
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祖父の代より立会川にある現在の店舗でお花屋さんを営む「プリンセスフロリスト花仙」さん。なんでも祖父の代より以前はリアカーなどを引いて行商をされていた、と家業の歴史を語るのは4代目となる店主の蒲田さん。
直接お花を贈るような機会が減ってしまっているコロナ渦での在宅ワーク中で、最近店頭で多く売れたのは野菜の苗だったそうです。セリにかかる前に注文で無くなってしまうため、質の良いものを確保するのには苦労したと蒲田さんは当時の状況を話してくれました。
オンラインストアを始めたのは15年ほど前。その頃はインターネット通販で花を売る店が少なかったせいもあったのか、初年度の母の日注文が1日で300件超入ったときには、間に合わせるのに大変だったと笑いながら当時を振り返っていました。
現在、アレンジメント、花束を中心にオンライン注文を受け、品川区内限定で配達を行なっている「プリンセスフロリスト花仙」さんのイチオシは、夏のシンボル、ひまわりをメインとしたアレンジメントです。
(※ひまわりは、8月取材時のおすすめ商品です。9月のおすすめはこちら。)
ギフトフラワーの注文は3,300円から用途に合わせて、価格、種類などのチョイスができます。おまかせアレンジメントであれば、急ぎのご用命でも配達対応可能(※品川区内限定配達)ということもあり、区内、近隣の事業社からの注文もあるそうです。
そして、「プリンセスフロリスト花仙」のもう一つの顔が、6月に開設したばかりのネット販売専用の「胡蝶蘭屋」さん。
「高価なものなのでお店で全ての価格帯での在庫は難しいのですが、大田市場が近いので注文が入り次第、直ぐに商品を揃えられるという運営メリットがあります。注文時期が早ければカタログから商品を選ぶことができるので、ご予算によって届く商品とのイメージ確認ができるのは、お客さまにとっては最大のメリットだと思います」と、花を贈る機会が少しずつ増えてゆく今後を見据えた新たなスタートだそうです。
先だってのお盆の時はお供えのアレンジ注文が多かったそうです。ご出産やお誕生日といったお祝い、お彼岸を前にしてお墓参り行かれない方など、贈る方の気持ちを託したギフトフラワーが、離れている距離を埋める役目になってくれたら、そうおっしゃる蒲田さん。直接会いに行かれない大切な方に向けて、ちょっとした気持ちを花に添えて送ってみてはいかがでしょう。
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「キッチンカーでのピッツァの移動販売が軌道に乗り始めた頃、店舗前にキッチンカーを停められる物件を探していました。当時、立会川に倉庫兼厨房を構えており、燃料のLPガスの充填所も近くに2ヶ所もあって、色んなご縁が繋がり、鮫洲で美味しいナポリピッツァを味わえるPIZZERIA Bakka M’unicaをオープンしました」
そう話すのは、音楽フェスやグルメフェスなどのイベント出店をしたり、石窯を搭載した車で家の目の前まで行きピッツァを焼く「おうちでピッツェリア」なんてユニークなビジネス展開もしているオーナーの硲さん。
店内に入ると一際目を引くのが大きな石窯。ナポリで古い歴史を持つ窯づくりの職人さんがつくった薪窯は、3ヶ月掛けて船で材料を運び入れ、ナポリから窯づくりの名匠(現在90歳近い現役の職人さん)を呼び寄せてつくったという特製。
日本国内は10基ほどしかない本物のナポリのピッツァ窯で、遠赤外線をたっぷりと放ち、Bakka M’unicaさんこだわりの生地をふっくらとおいしく焼き上げています。
もっと多くの方に薪窯の焼きたてピッツァを食べてもらいたい!という思いでスタートした新たな取り組みは「冷凍ピッツァ」。焼きたてピッツァの風味や食感を落とさないよう、瞬間冷凍にして真空パックにした状態で販売するそうです。
お店で食べる焼きたての美味しさを再現できるよう、日々、試行錯誤を続けている中で、「とにかく今は多くの方に食べていただき、お客様からの声を聞きたいんです」と話す硲さんのイチオシはマルゲリータスペシャル。 美味しい食べ方は、常温解凍後、封から出してトースターで焼くだけ。トースターを持っていない方は、フライパンにアルミホイルを敷きガラスの蓋をして約6分ほど。チーズとトマトソースがふつふつとしてきたら完成です。それ以上加熱すると生地が硬くなってしまうそうです
もう一点。鮫洲店で大人気の無添加自家製ドレッシング。サラダだけじゃなく冷しゃぶやステーキなど炒め物などに重宝する逸品だそうです。こちらも冷凍で届くそうなので、冷蔵庫内で解凍してお使いください、とのことです。
まだまだ家族や友人との外食の機会が難しい中、テイクアウト、デリバリーが増えたとはいえ、やはり金銭的にも利用回数に限界がきている時期でもあります。そんな中、需要とともにクオリティが高まっているのが冷凍食品の世界。確かにここ数年でコンビニやスーパーで有名店の名が付いた冷食を見かけます。お店で食べていた美味しいメニューが、再現性の高い冷凍食品となってしまうことの脅威もありながら、そこにチャレンジする硲さんの心意気や探究心に触れ、今後の外食、飲食業界の新たな道の一つなんだなぁ、と思いました。
Shop Info
食料品
PIZZERIA Bakka M’unica
旧東海道エリア
キャンペーン期間中にこの店舗のオンラインショップでお買い物をすると抽選で品川区内で使用できる商品券をプレゼント! 応募方法はこちら