今回のコース
荏原中延駅 → CAFE.ALPS → 荏原文化センター(プール) → ザピンクエレファント
モデルコースを体験した方々
ママ37歳、息子7歳、しずえさん37歳、まるちゃん8歳
海外の絵本がいっぱいのカフェ
プールではしゃぐ子どもたちを眺めながら、お腹いっぱいのママ二人。
水しぶきのきらめきと、セミの声に、いまさらママたちも今が夏休みなことを実感した。
「もう一件寄っていこうか」
プールの後、しずえさんはクールシェアしながわマップをめくりながら、
新橋のサラリーマンみたいに私を誘い、今度は「ザピンクエレファント」を訪れた。
お店の入口では、背高ノッポのフランス人のご店主が一足早い夕涼みをしていた。
カウンターのみのこじんまりとした店内は、シンプルだけれどちょっと休憩にはちょうどよかった。
ママ2人はクールシェアメニューに載っていた「ヨーグルト & クリーム」、
子どもたちはピムズレモネードを頼んだ。
お店の一角には、海外の絵本がたくさんあって自由に読めるようになっている。
子どもたちは興味津々に絵本をめくる。
しかけ絵本がいろいろあるのでめくるだけで楽しいのだ。
絵本の中に、幼いころ持っていた絵本を見つけた。
私が持っていたのは日本語版だったけれど、
その変わらない愛らしい絵に、きゅっと胸の奥に甘く切ない気持ちがわきあがった。
子どもの頃は文学少女だったのよ、と、しずえさん。
絵本をめくるしずえさんの目は、子どもたちより輝いていた。
図書館の隅で本を黙々と読むしずえさんの少女時代は容易に想像できた。
私は帰り道、この夏休みにこのクールシェアマップしながわのカフェの全店舗制覇の約束をしずえさんと交わした。
子どもというより、私たちのために。
生活に追われていても、ママになっても
私もしずえさんも、女の子なのだ。
甘いものとかわいいものが、生きるために必要な生き物である。
クールシェア モデルコースとは
猛暑日の電力消費ピーク時における、家庭の節電を目的とした企画「クールシェアしながわ」。
暑い日に涼しく過ごせるお店や施設(通称:クールシェア スポット)を巡るモデルコースを、エリア別にご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
※「クールシェアしながわ」は品川区商店街連合会が、品川区とクールシェア事務局協力のもと行っています。