今回のコース
戸越公園駅 → 麺処はるにれ → 文庫の森・戸越公園 → slowcafe hairsalon8639
終戦後の市場の名残を残す商店街
「ここ、秘密基地なの?」
僕の手を握る7歳の息子は、手にじっとりと汗をかいていた。
戸越公園駅から30秒、自販機と並んでなにくわぬ顔をしてその入口はあった。
暑さと暇に耐えかねた休日、僕と息子はまたしながわクールシェアマップを手に、
今日は降りたことのない「戸越公園」駅で降りてみた。
そう、こんな見たことない、心おどる時間があったらと期待して。
その入口は、僕らが並んでやっと入れるくらいの幅で、その先は真夏の昼間でもほの暗く、蛍光灯が灯っていた。
「戸越公園駅前ショッピングセンター」と看板がある。
「麺処はるにれ」は、その先にある。
アーケードのような屋根の下に、酒屋、食料品店、居酒屋と様々なお店が続いていた。
壁がないから、3軒先の食料品店で和やかに談笑するおばちゃんがよく見えた。
酒屋のおじさんいわく、ここは終戦後にあった市場の名残なのだそうだ。
スーパーマーケットのなかった当時は、こうして同じ屋根の下、様々な小売店が集合して市場を作ったのだという。
奥へ進んでいくと「麺処はるにれ」をみつけた。
お昼時の店内はけっこう混んでいて、僕らはカウンターに座り、早速クールシェアメニューの「冷やししおらーめん」を注文した。
麺も器までキンキンに冷えた夏にぴったりのラーメン
「超大盛で!」
と、脇のテーブルではガテン系のお兄さんが担々麺を注文。
プラス100円でどのメニューもできるそうだ。
テーブルの手書きのお店のフリーペーパーを息子が読み上げはじめたところでラーメンが到着した。
クールシェア特典で、ちゃんと半熟煮玉子も入っている!
その玉子も、麺も、器までキンキンに冷えていた。
もちもちの中太麺と、しおスープがとってもよく合う。途中まで食べたところで、レモンを絞ると、また違う風味が楽しめた。
息子はその上、ランチにプラス200円でつけられるシャーベットもせがんだ。
お腹いっぱいでになって、僕らは文庫の森へと向かった。
今回訪れたクールシェアスポット
麺処はるにれ
住所:戸越5-19-2
WEBサイト:http://harunire.elm-ac.jp/
★クールシェア特典★
冷たい半熟玉子一つサービス
★クールシェアメニュー★
冷やししおらーめん/950円
クールシェア モデルコースとは
猛暑日の電力消費ピーク時における、家庭の節電を目的とした企画「クールシェアしながわ」。
暑い日に涼しく過ごせるお店や施設(通称:クールシェア スポット)を巡るモデルコースを、エリア別にご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
※「クールシェアしながわ」は品川区商店街連合会が、品川区とクールシェア事務局協力のもと行っています。